注意!
エロ描写があります…というかそれしかありません。
未成年の方、苦手な方はブラウザで戻って下さい。
薄い布団の上、俺はふわりと…そう雲のようにそっと抱きしめられる。
それはとても心地良くそれだけで俺は深くまで繋がりあった時のように幸せを感じてしまう。
まだこれからだというのに、何故だかそれだけはいつまで経っても変わりそうにない。
少し体を離し、代わりにそっと触れられただけの唇がじれったくて俺は深いそれを促すように唇を押し付けた。
「今日は随分と積極的ですね」
そんなことを言われてしまうと照れの方が勝ってしまう…それ以上のことをしているはずなのに今更何を恥ずかしいと思うのだろうか。
だがどうしても雲七の前での俺はまるで生娘のようにそのひとつひとつに動揺してしまう。
何もかも明け渡した仲だというのに、何にそんなに怯えてしまっているのだろう。
雲七はそんな俺を見かねたのかそっと耳元に口を近付けて囁く。
「冗談ですよ…あなたが可愛いから少し苛めてみただけです」
「ん…っ」
その声に背筋がぞくりと震えたのとほぼ同時に雲七の手が合わせから胸元へと忍び込んできた。
耳に息を吹きかけながら感触を確かめるように往復する掌、それに胸の小さな突起を何度も掠めるその刺激に俺は吐息とともに甘く息を漏らした。
「は、あぁ…ぁ」
「これだけで気持ちいいんですか?」
「いぃ…も、っと…」
先を促すと撫で擦るだけだった動きがすぅと胸の微かな盛り上がりの頂点を目指し、そしてそこにあるものを指で摘んだ。
「あっ!」
ぴりっとした痺れに声が出てしまい途端俺は顔が真っ赤になる。
男である自分がこんなところで感じてしまったことに対する恥ずかしさと、そしてそれを決して不快だと感じていない自分に焦ったせいだろう。
だが実際雲七の手がそこを摘んだり弾いたり爪で引掻いたりとするだけで胸のそれが徐々に固くなっていくのと同じように俺の中の欲が簡単に膨れ上がっていく。
「こっちも、触れてないのにもうこんなになってますよ」
そう言って頭を下げたかと思うともう片方、触っていなかった方に暖かいものが触れた。
軽く立ち上がりかけたそれに押し付けるように舌が触れたかと思えばすぐに離れ、かと思うと今度はぺろりと舐めあげられた。
「んぅっ…」
舌の湿った感触が離れた後もそこをひやりと刺激する。
今度はそこを口に含み吸い上げる。
また声が出そうになったその時を狙って今度は軽く歯を立てられた。
左右の飾りが同じようにつんと固くなるのにそう時間はかからなかった。
だがその後も執拗に愛撫されるとその先を求めてしまう。
じわりと胸から広がる熱は簡単に全身に行き渡り羞恥を鈍らせる。
「そ、そこはもういいから…早く先やってくれよ」
「いいじゃないですか、たまにはこういうのも」
「でも…なぁ、早く…」
仕方ない、とでも言うように軽くため息をついてようやく雲七は胸から離れた。
じっと反応を見るためか顔を覗き込みながら、肌に指を滑らせ鳩尾や臍の脇をすり抜けて徐々に下へと進む。
さわさわと深い茂みを確かめ、ようやくそれが離れ高ぶるものに触れられるかと思った指先がその横を通り過ぎた。
袋を掌で揉んだかと思うとそれもすぐに止めあげく蟻の門渡りを軽く撫でる。
そこが気持ちよくないわけではないのだが俺が求めるものはそれでは足りるはずもなく、なのに今か今かと刺激を求めるものに触れる気配はない。
堪えきれずに強引に手に押し付けようとするとさっと手を遠ざけた。
「雲七…!!」
「どうかしましたか?」
「頼むから…なぁ、雲七…」
「何がです?」
何のことだか分からない、とでも言いたそうな顔で雲七が答える。
その顔にむっとしつつ自分で手を伸ばしかけて、止めた。
自らで処理するよりも触れてもらいたいのだと自分の気持ちぐらいわかっているしどうやら雲七の今日の趣向もそういうことらしい。
「早く…」
「何のことでしょうねぇ。ちゃんと言わないとわかりませんよ」
「嘘付け、お前絶対わかっ…、んっ」
不意に涙のように露を溢れさすそこを指がかすめて、俺は言葉に詰まる。
だがそれでもやはりまだだった。もっともっと、そう身体が求めている。
それを見ないふりをして雲七はだらりと下ろしたままだった俺の手を掴み指を丁寧に舐め上げた。
丹念な愛撫にもしこれが指でなければ…と思ってしまう。
ぞくぞくとした痺れと反応を確かめるようにこちらを見る視線に耐えられなくなったのはすぐだった。
「あぁっ、も、七ぃっ」
「ちゃんと言ってくれませんと?」
憎らしいくらいにっこりと笑って言われて、俺は仕方なく口を開く。
「触れて、くれ…もっと、たくさん」
「何処を?」
「…れの、………を」
「聞こえませんよ?もっとはっきり、何処をどうして欲しいんですか?」
「なっ…!そ、そこまで言わせなくてもいいだろうが…っ」
「だってあんたは身体中何処をどう触ったって気持ちよさそうにしますからねぇ」
そういってもう一度指を舐め上げる。
わざとわからないふりをしていることぐらいわかっている。
今日はそういう趣向だと、そういうことなんだと頭じゃ分かってる。
だからって、だからって…!
俺がどれだけ雲七を求めているかなんてこいつが一番よくわかっているはずで、それを思うとやけに悔しくて悔しくて涙で視界が歪む。
俺はそれを見られないように必死に顔を背けた。
だが目の前にいた雲七に気付かれないわけもなく、困ったようにため息を一つ。
「何も泣かなくても」
「泣いてない!」
「あぁもう本当に子供みたいな人だ…そんな拗ねなくても」
「拗ねてない!」
強がってみたところで一度流れ始めた涙はそう簡単には止まらない。
焦らされることなんて初めてでもない癖に何故か今日はそれがどうしても許せなかった。
久々の情交だと言うのも確かにあるが、それだけではない理由はただ雲七が欲しくて欲しくて仕方がないということだけで、それにしてはざわめく胸が何なのか俺にはわからなかった。
巡る思考を遮ったのは不意に伸びた雲七の手だった。
「あっ…!」
「こっちの負けですよ。お望み通りに」
雲七の大きな手がそっと俺を包み込み上下に擦りあげる。
「あ、あっ…んっ、し、ち…」
それが嬉しくて掌に包まれて尚それに擦り付けるように腰を揺らす。
待ちわびていた刺激をようやく与えられたことに知らず笑みが浮かんでしまう。
「ふふ、さっき泣いた子がもう笑った」
「っるせ…誰のせ…ん、ぁ…っ」
文句の言葉も簡単に嬌声に消えた。
それすらも与えられる快楽から思えば不快でないのだから、まったく始末に悪い。
それから暫く入念な愛撫で一度精を吐き出させ、翻弄された俺が抵抗する力もなくなったのを見計らって雲七がにこりと笑って言った。
「こっちも、解さないといけませんねぇ」
「わ…っ!?」
座った形から裏に返され咄嗟に膝と手をつく。
解す、とは言ったがいつもだったらそのままでしていることだ。
不思議に思い足の方に回った雲七に獣のような四つん這いの格好のまま聞く。
「何する気だ?」
「いえちょっといいことを思いついたので」
「いいことって…うあっ、ぁっ!」
割り開くように両の手で広げられ外気に触れられぬ部分に一瞬空気を感じたかと思うと何かがそこを覆うように塞いだ。
ぴちゃぴちゃという水音と生暖かい感触、そしてかかる息に俺は何をされているのかわかった。
そこを、舐められているのだ、と。
「ひっ…あ、やめ…」
羞恥心に駆られて止めるように言っても雲七が止める気配はない。
見えないことが更に想像を書き立てられてしまう。
解れていくそこに舌を差し入れられて…その感触と想像の中の光景に俺は間違いなく感じてしまっていた。
雲七がそんなことをするなんてという思いより雲七にそんなことされていると言う事実の方が確実にいつもより欲を刺激していてた。
そんな俺を見かねてか、それとももう充分だったのかすっと雲七がそこから離れた。
「…これだけで達してしまいそうですね」
「それ、は…お前が…っ」
「何言ってるんですか。いつもはもっと太いものを咥えこんでるって言うのに」
「違…っ!」
それだって確かに本当のことだがそんなことより…と言おうとして言葉に詰まる。
行為の恥ずかしさより何よりお前にされているからだ、なんて言ってどうする。
明らかに反応を楽しんでいる雲七の顔に一人慌てている自分が恥ずかしくて振り返りかけた顔を戻す。
「何か今日のお前…意地が悪くねぇか…?」
「いえいえそんなことはありませんよ、っと」
「はっ…んぅ」
今度は指だった。解れ具合を確認するためか始めから二本突き入れられたそれはなんなく飲み込まれ俺は堪えきれずに上半身を崩す。
尻を高く上げた卑猥な格好になったが気にしている余裕はなかった。
手首を返したりして中の様子を確かめた後一度引き抜き今度は三本。それも難なく中へと進む。
時折り中のしこりを擦りあげたりして俺の反応を楽しみながら、だがまぁいつもよりその時間は短かった。
「もう充分みたいですね。あんたも早く欲しいんでしょう、これが」
「…ん」
全てを脱ぎ捨てている俺と違ってきっちりと着物を着ている雲七がようやくそれを乱し下帯から俺が求むそれを取り出した。
四つん這いのまま向きを変え躊躇なくそれを咥えた。
いつもより大きくなっている気がするのは気のせいではないだろう。
余裕ありげな顔していながら結構やばかったんじゃないかと思うとなんだかおかしかった。
もっと欲を煽ってやろうと丹念に舌を這わせ、絡ませ、吸い上げる。
だが実際に口内で膨らむそれに欲を煽られていたのは俺のほうだった。
これが与える刺激を何より知っている俺が我を忘れるほどにその熱を貪っているとぽんと頭に手を置かれた。
「もういいですよ。そんなに熱を込めてやられちゃ持ちそうにない」
その言葉に少しそれを名残惜しく思いながら口を離す。
眼前にある大きくなったそれに、期待で背が震えた。
四つん這いのまま俺はまた後ろを向くとその腰を雲七が掴んだ。
顔が見えないのは不満だが楽な体勢だと幾度とない経験で学んだ体位だ。
俺のひくつくそこに雲七が自身を押し当て二、三度入り口あたりを擦った後、意を決したようにぐいと腰を進める。
内部へ侵入する感触に肩を震わせながら力を抜くように必死になる。
どうしてもこの瞬間は力が入ってしまうがそうなると自分だけでなく雲七も辛い。
そう思うと俺は出来る限りのことをしなくては、という気持ちになる。
「は…っ、ん、あ、ぁ…」
大きく息をしながら受け入れる。念入りな準備のおかげで今日は随分と楽だったような気がする。
ようやくその全てが埋まるとさんざん焦らされてようやくの繋がりに俺は貪欲だった。
中で動こうとしない雲七に自分から腰を振った。
「あ、ぁっ、ん、はぁ…っ」
勝手に欲を貪り始めた俺を雲七が笑ったような気がした。
己で欲を高めるこの動きがどれほど淫猥に見えようが知ったことじゃない。
だがそれでも、いややはりというべきか…足らない。
もっと強い刺激が、もっと雲七が欲しいと俺の中の全てが訴えていた。
顔だけ振り返り動きを促そうかとしたその前に身体が大きく反転し、次に目を開けると天井が見えた。
急な転換に驚くより中のものが擦る位置が変わったことに声をあげ、何事かと上半身を少し起こしてようやく向き合った雲七はどこか淫靡な笑みを浮かべていた。
「どうもいけませんねぇ…」
「っに、が…」
「どうもあんたのそういう姿を見ていると抑えが利かなくなる」
「ぁ…っ!」
ぐん、と一気に貫かれて俺は声もあげられず息を詰まらせた。
強い衝撃の後痛みが残っているようなじんじんとした痺れが内からそれを心地よいものに変えて広がる。
性急すぎる責めを咎めるように雲七を見るとまっすぐとこちらを見据えながら、合った視線に口の端を上げてまた腰を突き入れた。
強い突きに身体がまた大きく反応する。
少し腰を引かせた雲七の動きにあぁまた来る、と思ったが意に反して動かない。
三度目ともなれば驚きより期待の方が大きくなる。もっと今のが欲しい、と俺はきっとそんな顔をしていた。
雲七がそれを見てこちらへの視線は変えずに口許だけで笑う。
「…それにちょっと苛めてみただけで、そんな色っぽい顔で縋りつかれちまう。
身体はもっと正直だ。自分でもわかるでしょう?中をどんだけ締め付けてるか」
そう言ったかと思うと確かめさせるかのように責めの調子を変えた。
同じ調子での抜き差しが続いたかと思うと急に抜けそうになるところまで引き抜き一気に突き刺す。
雲七にしては珍しい、激しい責めだった。
予想の出来ない、だが紛れもなく俺を高みへ連れて行く動き。
「あっ、あぁっ!く、はぁ、ん…あぁぁっ!」
そんな風にされながらでまともに答えられるはずもない。
何も考えられない頭で時折りいいところを的確に突くそれに意識を白く染め高く声を上げながら、だが俺はぽつりと呟く雲七の声をはっきりと聞いた。
「…たまらないですよ、本当に」
雲七にしては珍しい欲を滲ませた低い雄の声に背が震えた。
いつもの優しい声色とはまったく違うのに、雲七が感じているのだと思うと俺はたまらなく嬉しくてその背に腕を伸ばし、余計に雲七を締め付けた。
抱きしめる腕、抱きしめられる身体…求められていることが幸せで、気持ちよくて、それでも縋るように名を呼ぶ。
「あ、ぁっ、雲し、ち…はぁっ、七…しちぃ…っ」
名を呼んでくれと切に願いながらそうすると身体を密着させて雲七が耳元で囁く。
「ゆきさん…」
「ぁ…もっと…なぁ、もっとお前を…くれ…っ」
思いのままを口に出すと雲七は困ったように、だが嬉しそうに笑った。
「…っは、本当にもう、あんたって人は…」
「七、七ぃ…っ」
「あげますよ…全部、あんたのもんだ」
「…俺、もっ…お前の…」
俺もお前のものだ。
お前が俺のものであるなら、同じように。
俺がこれほどまでに欲するのは、きっと雲七以外にはいない。
もっともっと俺を求め俺で感じて溺れて欲しい。
俺が雲七に溺れているように。
ともにおぼれよう、俺とお前